株式投資をする上で、企業の決算書や有価証券報告書をきちんと読み解いて、ファンダメンタルズをより理解して投資先を判断できるようになりたくて簿記の勉強を始めました。
まずは簿記3級から。
- 簿記3級は独学で合格できる?
- テキストは必要?何を買えばいいの?
- 勉強期間の目安は?
このページではそんな疑問を解消します♩
【簿記3級】独学合格までのすべて
結論から言うと、テキストなし、問題集なし、WEB上の無料情報のみで独学で合格できました。
期間は2週間ちょっとです。
なにぶん若くないので、せっかく覚えた箇所を忘れないうちに短期勝負という点を重視しました。
事前の知識としては、毎年、会計ソフトを利用して作成している青色申告で登場する範囲の勘定科目、(理屈を知らないままに)暗記で覚えていた借方・貸方の位置程度です。
おすすめネット教材
まずはテキストでも購入しようと下調べをしていたところ、【簿記3級独学】無料学習サイトという素敵なものを見つけました。
上記のサイトとふくしままさゆきさんのYoutubeで、全体像の理解がほぼできました。わかりやすいっ!!
これは完全に有料レベルです( 'ω' و(و"♪
全24回(基礎18回+じっくり復習6回)のシリーズで、各動画の概要欄に練習問題と回答が掲載されていて、その都度 復習しながら進めることができます。
問題集等も必要があれば購入しようと思っていましたが、ありがたいことに過去問や模擬問題もやりきれない位にWEB上に無料であったので、充分に事足りました。
TACとクレアールは、直近の簿記検定の解説付き模範解答冊子の無料で請求できるのでもらっておきましょう♩
試験本番まで
模擬問題など解きながら、苦手な分野については、複数の人のYoutubeで異なる角度からの説明や解き方を聞いて理解を深めながら、模擬テストで70点以上とれるようになった時点で、一週間先のネット試験に申込しました。
残りの一週間でラストスパートです。
本番はスピードも大事なので、時間を計測しながら時間配分も意識しつつ、模擬テストや練習問題を前日まで取り組みました。
『 感覚が鈍らないように仕訳は毎日きるべし!』と聞いたので、時間があまりとれない日も数問でも仕訳にふれるようにしました。
ネット試験(CBT)ってどう?
これまでの紙の試験と比較すると、問題用紙に数字を書き込むなどのメモをとることができない点が少し不安でしたが、それ以外のメリットの方が大きいと感じたのでネット試験で受検することにしました。
時間も含めた日程や会場も自由に選択できるのは最大のメリット。
なんと、3日前まで予約の変更がネット上で可能です!
とりあえず、日程をおさえておくということもできますね。
このご時世(現時点で流行しているコロナ禍)でもあるので、体調を崩してしまった際でも安心です。
ネット試験、当日の様子
実際に受検した際の当日の流れを紹介します。
地域や受験会場によって、多少異なると思うので、あくまで事例です。
集合時間は、予約日時の30分~5分前でした。
入口でアルコール消毒、受付では検温、本人確認を済ませたら、待合席で待機します。
開始の5分前に声がかかるので、その時までにロッカーに荷物を預けます。
持ち物について
会場に持ち込めるのは、IDとパスワードが記入された一枚の用紙、身分証明書、電卓の3点。腕時計もはずす必要があります。
計算用紙とボールペンは、席に置いてあるのを使用する決まりです。
ホームページの注意事項には、電卓は多機能なものは不可という記載ありますが、大抵ついてますよね。MRやMU、GTとか。(使いこなせてはいないのですが…)
当日は、特にチェックもなく、問題なく使えました。
試験会場に入室したら、用紙に記載された番号の指定の席に座ります。
パソコン画面に、ID・パスワードを入力すると、自身の名前が表示されるので確認!
試験名と級を選択したら、規約等の文章があらわれるので、確認して次の画面に進みます。
問題が表示されていないこの時点では、まだ試験時間のカウントはされていないので、焦らなくても大丈夫!
・・・のハズだったのですが…
プチトラブル発生!
次に進んで、問題画面であろうページに進んでも、全面緑のままで何も表示されないまま画面下部のカウントダウンが開始…
手を上げて、試験官の方にきてもらいました。
パソコントラブルらしく、昨日から頻発しているのだそう…ナント…
試験の途中だったら、動揺しちゃいそう。。
その後、状況についてヒアリングされつつ、PCの再起動により問題は解消され、無事に問題文が表示されました!
問題画面が表示された瞬間からではなく、その後にマウスを操作したりなどした時点で画面下のタイマーのカウントダウンが始まりました。
ネット試験の難易度は?
このような資格試験は、もう数十年ぶり…というレベルなので、緊張しました。
勘定科目はプルダウンで表示される選択肢からポチッと選び、数字はテンキーで打ち込みます。
カンマは自動で表示されますが、紙に書くのとは勝手が違うし、ケタ間違いをしないように慎重に入力します。
勘定科目を手書きで書くという手間や時間は、かなり削減になりますね。
- 第一問は、ひねった問題はほぼなくて、簡単でした。
- 第二問は、勘定記入と文章の穴埋めでした。
- 第三問は、精算表(自分的にはラッキー♩)
全体的に複雑な計算やひっかけ問題はなく、最悪、電卓を忘れても大丈夫そうな感じでした。
なんだかんだ時間いっぱいまで格闘していましたが、あえなくタイムアップ!
合格証書も即日交付
終了と同時に、結果と点数が表示されるのは、ネット試験のメリット。
とりあえず合格したのでホッとしました。
計算用紙も回収されます。
間違えたところの確認や見直しができない点はデメリットですね。
でも受かったからいっかぁ…
印刷ボタンを押して、手を挙げて試験官にアピールをすると、試験結果の用紙を届けてくれて、最後にもう一度、身分証明書で本人確認をして終了です。
簿記2級準備編
次は2級取得を目指して頑張ります!
難易度があがる2級については、テキストがあった方が良さそうなので、書店で購入して帰りました。
種類がたくさんあったので迷いましたが、適度なイラストで見やすかったのと、実績のある資格大手の予備校出版という点から、最終的に選んだのはこちら。
株主優待でゲットしたクオカードで買いました^^
クオカードは優待クロスで1,000円あたり数十円で取得したので、テキスト2冊で実質200円くらい♩
amazonで試し読みができます
テキストを進めてみて問題集などが必要そうなら追加で購入しようと思います。