帝国繊維株式会社の株主優待の詳細、実際に届いた商品を写真付きで紹介しています。
使用例や時代や文化が反映された逸品の由来もわかります。
帝国繊維株式会社は、1887創業の消防ホース大手。特殊車両や消防被服、防護服など扱う防災事業・繊維事業・不動産賃貸事業も手掛ける会社です。
帝国繊維の株主優待情報
年に1回、権利確定日(12月末)に100株以上を1年以上継続保有の株主に優待品が贈呈されます。
2023年12月権利確定分より、1年以上の継続保有条件が追加となりました。
100株以上の1年以上継続保有(12月・3月・6月・9月の株主名簿に同一株主番号で連続5回以上記載)が必要です。
- 額面1,000円のQUOカード および 3,000円相当のリネン製品
- 100株以上を1年以上継続保有の株主のみ対象
- 優待クロスでの取得❌
優待クロス参考情報
参考までに、日興證券での個人的な直近(2022年12月)の取得費用と難易度情報です。 買いは制度信用(当日現引き)+ 売りは一般信用の金利手数料がかかっています。
クロス約定日は、12/26(月)
売建金利は、8日ぶん
- 取得費用:¥61(11+50)/100株
- 難易度:
在庫&難易度ともに普通の印象。権利確定日近くまで安定して一定数の売建可能数量がある印象。
2023年以降は、端株とクロスで認定も可能かもしれません。
帝国繊維の株主優待はいつ届く?
帝国繊維株式会社の株主優待が郵便で到着。
四角い厚みのある封筒です。
- 2020年12月権利確定分の優待券は翌4月1日(木)に到着しました。
- 2021年12月権利確定分の優待券は翌4月1日(金)に到着しました。
- 2022年12月権利確定分の優待券は翌5月29日(月)に到着しました。
テイセン株主優待のリネン製品とクオカード
四角い厚みのある封筒の中身は、リネン製品とクオカードでした。
届いたリネン製品を紹介
冠婚葬祭で使えそうな白の高級リネン製ハンカチ。
株主限定の逸品とのこと。ありがたく大事に使わせていただきます。
2023年到着ぶんはティーマットでした。
毎年、白のハンカチが増えるばかりなので内容変更はありがたいです。
椿の襲(かさね)のティーマット
襲(かさね)とは、平安時代の日本特有の文化で、十二単衣のように重ね着をして、襟元、袖口などすこしずつずらして、色の重なりを見せることで季節ごとの自然の変化を表現し、愉しむというものだそう。
「椿の襲」は、椿の花弁のグラデーションを「艶紅色」(つやべにいろ)と「紅梅色」(こうばいいろ)で表現しています。このティーマットの上にお抹茶などの緑色が加わると、椿の花弁と、葉の色が表現され、まさに「椿の襲」の世界観が生まれます。(帝国繊維公式HPより)
平安時代の文化が表現されているとは、日本の製品ならではの味わいを楽しむことができる素敵な逸品ですね。
和菓子や洋菓子とともに。
製品の背景を知ると、ティータイムがより味わい深い癒しの時間になりそうです。
花瓶や置物のマットにしても素敵です。
2024年ぶんのリネン製品は「 藤の襲のコースター 」
「藤の襲(かさね)」は、藤の花の淡い紫と葉の緑の世界観をリネンのコースターで表現しています。紫は古くから、東洋でも西洋でも高貴な色とされています。そして、古代日本の冠位十二階において紫は最も高貴な色でした。
コースターの中央に配した刺繍は水引の「あわび結び」をモチーフにしています。一度結ぶと簡単には解けず、縁が固く結ばれるといわれる結び方です。水引の結び方は他にも、真結び、両わな結びなどがあり、慶事、弔事に合わせ使い分けされ、時代や地域、流派によって異なり日本の文化ならではの奥深さを感じさせてくれます。引用元記事URLはこちら
QUOカードのデザイン
2021年到着のクオカード。社名は入っていませんがデザインはオリジナル。
日本橋の魚市でしょうか。雰囲気のある画ですね。
右下に国立国会図書館所蔵とも記載されています。
2022年到着分は花のデザイン柄でした。
2023年到着のQUOカードの図柄はこちら。年々、シンプルになっています。
帝国繊維の優待価値は?
100株の保有で年間4,000円相当の株主優待券が進呈されます。
優待利回りは2.431%
株価¥1,645で計算
数字上の優待利回りはそこそこ高めです。
素敵な製品ですが人によっては使い道がなく万人向けではないかもしれませんが、株主限定のリネン製品が届くという活用機会のある人にとっては、とても楽しみで利回り以上の価値ある優待内容です。