株式会社ナガワ(9633)の株主総会に行ってきました。

実際に株主総会に出席しての感想、総会の流れ、みんな気になるお土産の中身などを紹介しています。
ナガワの株主総会
会場はOtemachi One
東京メトロ直結で地上に出ずにたどり着けます。最高気温36度の真夏日の紫外線を浴びずにすみました。

3F の大手町三井ホールです。

株主総会の流れ
13時スタートだったのですが、12時59分に唐突に始まりました。1分早く始まったから特に何というわけではないのですが、「それではお時間になりましたので~」的な前置きや振りがなかったので、あぁ、始まってるのね…という唐突な印象を受けたというだけの個人の感想です。(司会が社内でたてたのではなく外部のプロの方のようにお見受けしたので余計にそう思いました…)

事業報告や決議事項等の説明が20分、その後に、会社の沿革などのダイジェスト動画が7分間が流れた後に質疑応答にうつりました。
質疑応答について
質問の内容は、株価が低迷にしていることについて、配当金が少ない、株主優待のクロス対策について、株主優待をクオカードからデジタルギフトに代えてはどうか?、従業員の定着率が低いのではないか?、事業の伸びしろという話しがあったが具体的な内容は?、その他提案など…

この辺りまでで時間が押してきたので、約一時間くらいで途中退席しました。
質疑応答の一部
- 配当金が少ない
→総還元性向で考えている。他社や平均と比較しても遜色ないと考えている - 株氏優待のクロス対策について(長期のみとしてはどうか?)
→裾野を広げるためにも現状は考えていない - 株主優待をクオカードから使い勝手のよいデジタルギフトにどうか?
→検討する - 従業員の定着率が低いのでは?ネットの口コミでも「人扱いしていない」などの悪評がある
→資格の取得制度や福利厚生の充実を図っている。低いのは確か。
質疑応答でちょっと気になったのは、平均勤続年数が8年というのは従業員の定着率が悪いのでは?という質問に対する回答です。
質問のポイントは、「 待遇 」ではなく「 人扱いしていない 」ってところだと思いますが、社長の回答はその焦点には触れずに交わしたモヤっとしたものでした。
動画は ナガワの公式サイト内 で公開されていて、過去年度分も含め全編をみることができます。
株主総会のお土産紹介
受付で議決権行使書を渡し、引き換えに受付票と議決権行使書の半券をもらい、その半券をお土産と交換してもらうという流れです。

創業当初の本社が北海道だった縁から、「 六花亭 」のお菓子を用意しているとのこと。

六花亭のチョイスは嬉し過ぎます😍
中身はこんな感じ。収集通知の画像と完全に一致した内容でした。

質疑応答の流れで、お土産のスタンスについて「 交通費をかけて足を運んでくれた株主様に対して、手土産を用意するのは商人(あきんど)として当然だと思っている 」というようなことを話されていたので、今後も続くと思われます。
他社もしているからする、コロナ渦以降辞める風潮となったので追随して辞めるみたいな企業が多い中、株主への思いを感じることができました。
ありがたくいただきます✨
お土産だけいただいて帰る方も多くいました😅
株主総会まとめ
株主総会は、会場内の雰囲気の他、質疑応答の対応を生で聞くことができたり、企業をより知れるいい機会だと思います。
株主の質やレベルも含め、投資判断の参考になります。
良い会社には質の高い株主が集まると言われるので。
いくつか足を運ぶと違いもわかるし、興味深くて面白いです。
会場外のロビーのようなスペースにもモニターと座席が設置されていて、開始時間以降は中に入れないのか満席で入れないのか、そこで聞いていた方もいました。
せっかく会場まで行ったなら会場内で生の雰囲気を味わってこそだと思うので、時間前の到着がおすすめです。